2014年4月に発足したJ-VADC(Japanese Vascular Access Deviceコンソーシアム、以下日本VADコンソーシアム)は、VAD(VAD: Vascular Access Device)の臨床使用指針「輸液カテーテル管理の実践基準」を約1年半かけて作成し、関連学会において発表してきました。その後、医療技術やデバイスの進歩に伴い、本年2025年9月には「輸液カテーテル管理の実践基準」の改訂2版も発刊したところです。
今回、新にミッドラインカテーテルが上市されたことに伴い、適切なカテーテル選択のアルゴリズムも改訂され、各デバイスの使用期間が明確になったところです。しかしながら、本研究会の目的である「患者に苦痛を与えず、質の高い医療を提供する」を臨床で実施するためには、VADを通して投与される薬剤に関する情報についても掲載が必要と考えています。
そこで,日本VADコンソーシアムが中心となり本邦の輸液療法、具体的にはVADを使用して投与する薬剤に関する情報を調査・整理し、エビデンス作りを行うこととしました。
つきましては、本趣旨をご理解いただき、日本VADコンソーシアム投与薬剤検討のワーキンググループにご参加いただきたく、お願い申し上げます。
なお、ワーキンググループの活動方法はメールやWeb会議を中心に主に情報の調査等を行い、臨床試験の立案・実施も視野に入れ発展的な活動を目指しております。
ワーキンググループ 代表 鈴木利保
▼ 募集期間
継続中
▼ ▼ 提出先
日本VADコンソーシアム事務局 小嶋純まで
Mail address: secretary@j-vadc.org